*話し上手とは
話し方を勉強して行くとき考えて頂きたい項目があります それは「話し上手とは」についてです
「話し上手」とは
この問に対していろんな人からいろんな答えが変えってくると思います この答を引き出す時 私達は何の為に 何の目的で話しをしているのか あるいは話し方を、話、をどうとらえるか又上手の基準を何処におくのか?等々を考えてみなければなりません これらによって答も変わってくると思います
*例えば車の運転で考えて見ましょう 上手な運転とは? レ−ス場でのレ−サーの様に早く走る事の出来る人を上手と言うのか あるいわ安全にその品物を目的地に運ぶような運転をするのが上手な運転と言うのか それぞれその目的 基準によって違ってきます
又婚礼司会でも一般には上手と言われるが しゃべり過ぎ 新郎 新婦より 司会者自身にスポットが当るような司会をする人を上手と言うのか あるいは自分は脇役に徹し 新郎 新婦にスポットが当るよう進め『今日の披露宴は本当に良かったな それはそうと今日の司会者は誰だったかな』と言う様な司会をする人を上手と考えるのか これもまたその答は目的や基準によって違ってきます
私は過去にプロの司会者として行動していた時期があります その時親戚や友人に頼まれる司会と仕事でする司会をはっきり区別していました 友人用には「今日の披露宴は良かった」と思われることに専念し いつまでも心に残る披露宴を目指します それに対してプロとして司会をする時は「今日の披露宴は良かった」と思われることにも専念しますが それと同時に『今日の司会者はさすがプロやぁ」と言われるように一部照準を持っていき それぞれ使い分けていました 自分に照準を当てることは意に反することですが お金を出しているお客様にとって「今日の司会者はさすがプロやぁ」と思われる方がお金をもらいやすいからです 貴方はどちらの司会を望まれますか 又どちらを上手と考えますか
*話し方においても同じ様な事が言えます 上手であるか、下手であるかは 話し方をどうとらえるか その基準をどこに置くか等々によって変ってきます
2点考えてみます
※まず話し方をどうとらえるか=「単にコトバのみ」と考えるのか あるいわ「コトバだけではなく非言語的なものも含み全人間的な表出」ととらえるのか
※次に話し上手の基準をどこにおくのか=「表面上の美しさ うまさに置くのか」 あるいは「表面上の美しさや、うまさではなく目的の達成」に置くのか等々によって答が大きく変わってきます 一つの基準でいくと一番上手な人が 別の基準に当てはめると一番ヘタな人と言う事も当然おこってきます
話をどうとらえるか うまさの基準をどこに置くのか それぞれの違いが 上手、 下手を決め その違いが講座名の違いであり 話し方教室の中でも理念 方針 考えの違いという事になります 間違っているとか間違っていないの問題ではなく 考え方の違いなのです それぞれが正しいと思います
*そこで上六話し方教室では話し上手をどう取らえるのか 話し上手の延長線上の話力とはどう言うことなのか==結論から言いますと対話において効果を与える影響力のある話しが出来る人を話し上手といいます すなわち 話しをした時 聞いてもらえ→受けいれてもらえ→目的が達成され→効果の上がる話の出来る人を話し上手と言いいます そしてその力を話力といいます
ですから話し方を全人間的なものととらえ 基準を表面より実を優先すると言うことです
具体例で言いますと『流暢に話せても うまいのはうまいが 何を言いたいのか分らない話をした場合ヘタと考え』『議論に強くて相手を言い負かし 相手を怒らせ相手から貴方の言う事だけは絶対に聞かないと言われる話し手をヘタと考え』『アガらず堂々と話せても謙虚さの無いいやな人と思われる話し手をヘタと考え』『自分の思っているいる事を100%言えても 自分の事ばかりで自己中心的な人 あんな人の話は聞き流した方がいいよと言われるような話し手をヘタと考え』『敬語が正しく完全に使える人でもいつまでも一線を置いてカベある人と言われ人をヘタと考え』『話は上手だけど うますぎて信用できない 話は上手だけど口ばかり 話はよく分るがあの人は普段いいかげんだから断わるわ』等といわれる人をヘタと考えます
少し極端な例になりましたが一般に話しが上手と思われる人でも 聞いてもらえず受け入れてもらえず 最終的に話の目的が達成出来ない話し手をヘタと考えます
逆にたとえ凸弁であっても聞き手が一生懸命聞いてくれた場合話し上手と考え。内容は不十分 表現も不十分ではあるが 聞き手が話し手の表現出来ない部分まで感じ取り聞いてくれる話を上手と言い。表現はヘタでも あなたの言う事ならOKよと言わせられる話し手を話し上手と考えます これも少し極端な例かも知れませんが一般に話しがヘタと言われている人でも上六では上手と言うことになります
それならばヘタでいいのかと言うことになりますが そう言う事ではありません ヘタよりうまい方がいいのです うまくなってもらう為に勉強をしているのです ただ大切な事を忘れてはいけないと言うことです 私たちは話しの勉強をしていますが 話そのものが一番ではなく 話すと言う(コトバ)媒体を使って何かを知らせ 分からせ 行動させ 改めさせ 人間関係を作っていると言うことですそれが一番なのです その目的が達成されないで上手とは言えません
私したちは話しそのものを売りものにするのではなく 話すと言う媒体を使ってその結果を売りものにするのです ですから私達が何年話し方教室で勉強しても『話しそのもののプロ』アナウンサ− 講談 漫談 落語家、にはなれませんしかし『話すと言う媒体を使ってその結果を売りものにする』プロにはなれます 2つは似ています 共通点も沢山ありますが はっきり登り着く山が違います
△反論としてこんな疑問も起こると思いますが 結果を良くする為なら 目的を達成する為ならどんな手段を取ってもよいのか 刃物を付き付けて目的を達成する 脅しで目的を達成する これも話し上手かと言うことになりますが
そういう事ではありません 今話し方の大切な頂上を分かってもらう為 最終項目のみ取り上げましたが目的達成の前に先ず聞いてもらい受けいれてもらい さらに内容によって違いますが 結果の後影響もよく納得もしてもらい人間関係も今まで通り等々 いろんな項目がついてきます それらを含めて目的達成だということです
更に反論として それならば昔豊田商事(詐欺集団)のセ−ルスマンは聞いてもらい 受けいれてもらい目的も達成し 結果の後 影響もよく 納得もしてもらった これならいいのかという事になりますが
話し方は平和社会の為のものです これは人の道に外れています それに豊田商事の事件は失礼ですが 欲ぼけと聞きベタが大きな原因だと思います 本当に貴方のことを考えていた人が分からない 正しい目を持っていない
次に話力を構成している要素にどんなものがあるのか 大きく分けて3つの要素から成りたっています
2 話力の三要素
1) 誰が−−−−−−−人間−−−−−豊かな人間性
2) 何が−−−−−−−内容−−−−−密度の高い内容
3) どのように−−−−対応力−−−−すぐれた対応力
※ 人間×内容×対応力=話力→人間力
※ 聞く話力
3 話し方の基本三要素
1) 誠実=真実 本心 誠意 愛情 −−聞いてもらえる
2) 熱意=情熱 本気 真剣 一生懸命−−−−−伝わる
3) 技能=条件 法則 技術 −−−−理解してもらえる
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