披露宴会場での受付についてお話の続きです。
その日のチャペルでの式でした。式の始まる10分位前に披露宴会場へいってみますと。会場の前に用意されている受付のテーブルの前に盛飾した若い男女が3,4人立っています。 一目でお友達という事が分かります。「あら、お式に入られないんですか」と私は声をかけました。チャペル式の魅力は、あの荘窟な雰囲気、ハモンドオルガンの音色、時にはトランペットのひびき、ステンドグラスを通して射しこむ陽の光り、バージンロードを歩く胸の高鳴り・・・・・・・・・・・・いろいろあるでしょうが「お友達に沢山入ってもらえるのがうれしい」と新郎新婦はかならず言います。それが一番の魅力、と何度も聞きました。だから私はついそう言ったのです。たいていの場合、「あ、もうこんな時間や、はよ行こう」と大急ぎでチャペルへ向かって走り出されますが、この時はちがっていました。一人の女性がちょっと悲しそうな顔をして、「私等もお式に入りたかったんですけど、新郎のお父さんが、来賓に来られた時に受付に誰もいなかったら失礼にあたるから受け付けにおってほしいと言われたんです。」あとでビデオ見せてもらったらいいかなぁと思っているんです」と言ったのです。私は
そのお友達がかわいそうで気の毒で、悪いこと言ってしまったな、と申し訳なく思いましたが、そのホテルとお父さんに対して、もう少し配慮、思いやりがほしかったと思いました。何度も言いましたように式と披露宴の間は普通1時間、つまり1時の式なら、披露宴は2時からです。神前式の場合、式場内に入るのは親族だけですから受付係りのお友達が1時20分頃から席に着いて下さっていると、来賓の方々で早い方で1時半ごろ来られますからちょうどいいのです。これがチャペル式になりますと式は40分かかります。式に参列したお友達が式後、大急ぎで受け付けへ来られても、すでに来賓の方はロビーで待っている、といったケースはままあります。先程お父さんはこの時のことを思って受付係りを確保したかったのでしょ。しかし来賓の方に待っていただく−−−−−−−−−−−−記帳やお祝いの受取−−−−−−−といってもたかだか10分程度です。ホテルにはスタッフも沢山いることでしょう。もし来賓の方に受付のことを聞かれたら、「新郎新婦の希望で今、受付係りのお友達もお式に出ています。まもなく来られますのでしばらくお待ち下さい」とでも言ってくれたらいいのです。それ
を聞いて怒るようなお客はまず、いないでしょう。現にきちんとしたホテルでは、打ち合わせの早い段階から、「お友達皆さんチャペルへ入ってもらって下さい。受付はお式の後で結構です。係りの者もおりますのでご安心下さい」と説明しています。お父さんもお母さんも、どうぞ新郎新婦とお友達の気持ちを大切にしてあげて下さい。
それから受付係りに新郎新婦の兄弟や従兄弟の方を決めてくる親御さんがいますがお友達が列席されるならお友達に頼んで下さい。親戚の人が受付をする理由として「お金を扱うから間違いがあってはいけないと思いまして」と堂々と言う親御さんがいてあ然としました。お友達が聞いたらどんな気がすることでしょう。
私がお友達に受付を頼んで下さい と言うのには理由があるのです。神前式の場合、親戚の人が受付に来られると「式には出ません」と言っていろ準備をしてくれます。それはいいのですが、館内放送で「00家 00家の集合写真に入られる方は写真室までお越し下さい」とアナウンスが流れると、ほとんどの兄弟や従兄弟さんは「そうや写真には入れるんや」といっておおあわてでとんで行かれます。受付はからっぽです。テーブルの上の広蓋にはお祝いの袋がのったままです 私はそれこそ”間違いがあってはいけない”と思いホテルのスタッフの人に”店番を頼みにいったことが何度もありました。「たかが受付、されど受付」です。よろしくお願いいたしますよ、というのが私の正直な気持ちです
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